ヒグマ情報センターで使用しているカメラのこと

ヒグマ情報センターではヒグマの記録を撮っています。
いろいろなヒグマの表情をお伝えしていますが、近い距離で撮影しているわけではありません。
カメラの倍率がとっても凄いんです。

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倍率が2000と3000のカメラです。
 

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高原ピークから大学沼。約200mの距離ですが・・

 

f:id:higuma-center:20200719204355j:plainこれだけ大きくなります(手持ちでブレている)

 

f:id:higuma-center:20200719204428j:plain高原ピークから三笠新道奥にヒグマがいます。肉眼ではほとんど見えませんが・・・

 

f:id:higuma-center:20200719204453j:plainヒグマの動きがはっきりとわかるほど(左にいますよ)。

 

基本的に近い距離にヒグマが来たときにはその場を離れるようにしています。ましてや近づくことはありません。
肉眼では黒点。双眼鏡で動く姿が見える程度。でもカメラでは・・。
今日も昨日も3頭のヒグマが観察できました。今日は1頭が登山道の近くにいたようで、高原ピークから「べへ~」「ぶへ~」と鳴き声が聞こえていたようです。今期、近距離でヒグマに出会った登山者は2名。人に近づいてくるヒグマはいませんが、ヒグマの生活圏に入っていることを理解して登山してください。

 

おかざき

物販始めました

皆さま、お仕事お疲れ様です。
本日の受付当番なかつかです。
花や沼、クマの話題が続きましたが当ヒグマ情報センターでは物販始めました!
ここでしか買えない商品目白押し!
お勧めをいくつかご紹介します。
まずは目玉商品の手拭い。
今日日、多くの山小屋や施設などでも販売している手拭いですが、沼の名前にちなんだクマ達のオリジナル商品です。

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わたしのお気に入りは大学沼の大学クマです。
次はマグカップですが、山道整備をしていたり登山客をおもてなしするクマが描かれています。
ローマ字表記なので外国人ウケも間違いなし!

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最後にトートバックはなんと1000円以上のお買い上げで半額の300円になります。
コンビニでも買い物袋が有料化になっています、環境のことを考えトートバックの利用を考えてみてはいかがでしょうか?

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全てここでしか買えない商品ばかりです。
まだまだこれから並ぶ商品もあります。
高原沼目当てのお客様はもちろん、秘湯巡りのお客様、緑岳登山で高原温泉に来るお客様、どなたでもご利用大歓迎です。
どうぞ一度寄ってみてください。

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一同お待ちしています!
 
なかつか

センターオープンから約1ヶ月

明日お休みなので久しぶりに電波の繋がるところまで降りてきました〜
おくむらです🤗
ここ数日はいまいちなお天気でしたね。
ですが雨や曇りの日は高山植物たちがとても綺麗ですね🌼

 

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緑沼〜

 

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ハイオトギリ〜

 

センターで働きはじめてもうすぐ一月たちます。やっと少し余裕が出てきて色々なものが見えてきた気がします。

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昨日のヒグマ〜

 

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みんな仲良く草食べてる〜
 
毎日歩く道もその日の天候や雪解け、植物の移り変わりで景色がどんどん変わっていきます。そしてこの山に住む動物たちに救われています。

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よく見て!オショロコマ!

 

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すっかり顔を出してきた空沼の看板〜
 
自分の気持ちでも景色はかわって見えますね。
明日もみんなが色んな山に出会って素敵な1日を過ごせますように〜

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ギンリョウソウ〜
 
おくむら

コースを歩く時は鈴を鳴らして歩きましょう

どうもやなぴーことやなぎさわです。
今日13日は登山者とヒグマの近距離での遭遇がありました。
1周する際の右コースでの出来事。20mほどの距離で出会ったようです。
ヒグマの方からその場を離れてくれて事なきを得たとのこと。
12日から、森の中での痕跡が増えてきました。
今日も、右コースの森の中に、足跡とミズバショウを食べた食痕を見つけました。
 

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遭遇のリスクはどこでもあります。
遭遇を避けるため、できる限り鈴を鳴らしたり、沢沿いなどは、沢の音に負けないくらいの大きな音を立てながらコースを歩きましょう。
ちなみに今日は、高根斜面にヒグマの姿はありませんでした。
今日は双眼鏡持参の登山者が多かったのでちょっと残念…。
 
やなぎさわ

食痕祭り

センター員のしもじょうです。天気が悪く山の中はガスガスだった昨日は、ヒグマの姿はガスの中。見えませんでしたが、コース内にヒグマの食痕が多数。あちこちに食痕祭りでした。
(数日前の物を改めて発見したというもあれば、真新しい物も。)

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そして大学沼と高原沼を繋ぐ登山道上にはヒグマによる掘り返しが…。
ハクサンボウフウの根っこを食べているんだそうです。

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高根ヶ原でのんびりと過ごすヒグマを遠くから眺めているのはかわいくて癒されてとても楽しいのですが、コース内や近距離では出逢いたくないものです。
ガスの日は、実は近くにいるのに見えてないだけ・・・なんてことも。
コースを歩く際は熊鈴必須。ばったり遭遇しないよう、しっかり鳴らして、休憩中もたまに鈴を鳴らして、存在をアピールしまくっていきましょう!

しもじょう

センター員募集のお知らせ

<センター員募集>
ヒグマ情報センターでは一緒に働く仲間を募集しています。
ヒグマと人間とが良い関係を保てるように、登山道の巡視や管理、情報発信や啓蒙活動を行なっています。
ヒグマの観察はもちろん、近自然工法による登山道整備、登山案内や館内展示物の作成、SNSによる情報発信、ボランティア活動への協力など、山岳管理のための幅広い活動を行なっています。
10月までの短い期間ですが、目まぐるしく変わる自然環境に合わせる作業は、自然好きには楽しいお仕事だと思います。
 
<各種条件>
・期間 ~9月末日まで(紅葉期終了まで作業できる方)
・日当8,000~10,000円(作業内容によります)
・週4~5日勤務できる方(調整可能)
・普通免許及び車所有の方
・野外で携帯トイレが使える方
 
<生活環境>
・基本的にヒグマセンターに住込み(休日などは層雲峡の宿に泊まることもできます)
・食事は自炊、お風呂は隣の高原山荘の温泉が利用できます
・ヒグマセンターがある高原温泉地区にはネット環境がありません。携帯電話も通じない場所です。車で30分程度の層雲峡まで行かなければ電波はありません。高原山荘に公衆電話があるのみです。
詳しい条件は下記の 合同会社北海道山岳整備 岡崎までお問い合わせください。
sangakuseibi@potato.ne.jp