高原温泉ヒグマセンターのこれから

ヒグマセンターの岡崎です。

ここ数日会議が続いています。

現場人間の自分にとってはとても大変なのですが、希望に満ちた会議はとても楽しい時間になります。

この日も4時間話しっぱなしの会議、だけど時間が経つもの忘れるほど意義深いものでした。

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議題は「ヒグマセンターの今年とこれから」。

ヒグマセンターの運営に係る環境省、上川町、振興局、アドバイザーとして知床財団、センター員も4名参加しての会議でした。

ヒグマ情報センターは大雪山の重要拠点として発展させるため、様々な課題があり、今期から変革のための行動が始まりました。その評価と今後の方向を決める重要かつ緊張感ある話し合いでした(楽しげですが・・・)。

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結果としては今期の課題点よりも、今後の展開を話すことが多く、来期の話ばかりしていたような気がします。

自分としては、ヒグマセンターに限ったことではないけれど「人をつなげ、地域をつなげること」「仕事を生み出し雇用を安定させること」「貴重性を伝えるためにしっかりと発信すること」「大雪山の先進的な事例を作る」など、こちらがいつも考えていることの延長線で来期に向けての方向が決まっていくので、とてもありがたいものでした。

外部評価としては、「5年や10年はかかる変革の半分はこの一年で進んだのではないか」やら「スタートとしてはベスト」「様々なアイデアを進めてほしい」などの高評価をいただきましたが、岡崎個人としては「ここまでは予定どおりだが・・・こんなものではないんだ!!」という気持ちが強くあります。

今期の始まる前、センター員を募集し始めると人が人を呼び、すんなりと集りました。そこで集まってくれた人は個性的で色々な分野に特化した能力があり、「この人たちを繋ぐことができればどれほど面白いことができるだろう」と凄まじい希望がありました。

しかし、結果としては「個々の能力を出す環境を作れなかった」というのが自己評価になります。労働環境を作ることは自分の仕事ですが、今までのしがらみ、準備不足、忙しさ、賃金・・乗り越えなければならない課題が山積し、ちょっとやそっとでは動かぬものでした。センター員もフラストレーションを抱えた人が多くいたと思います。

だけど、今期苦しんだおかげで、改善点がはっきりと見え、やるべき事が具体的になりました。突破口は見えています。来期はその抱えたものを熱量に変えて突き進めるよう労働環境を改善していこうと思っています。

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センター員8名、外部からは和気あいあいに見えていたかもしれませんが、実はそうでもありません。代表の自分が馴れ合いを嫌い切磋琢磨を好む時代遅れの人間なので、センター内部は少々のピリピリ感があったように思います。

物事を良くしていくには現状を否定しなければ進まぬ事が多く、「一生懸命やっているから・・などはハナクソだ!!」と怒鳴っておりました。ようは褒めて伸ばすタイプじゃないんだね・・昭和50年生まれ、団塊ジュニアです。

さておき、センター員の能力は個々で違い、それぞれに素晴らしいものがあります。同じ方向を見ながらやり方は違えど同調しながら進んでいく、というベストの形が見え始めました。岡崎の軋轢に耐えられるか、というのが大きな課題かと思いますが、それができたときには大雪山から全国に発信できる先進的な事例ができると思っています。その方向へのレールを敷くのが自分の役割だと考えています。

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高原沼巡りコース。日本全国の紅葉を見てきたわけではないのですが、ベストの景色があります。もし紅葉がピークの時に歩けたら、きっと一生忘れない記憶になります。

7月8月、ヒグマが暮らす高根が原。大自然の中でのんびり草を食べたり雪渓をゴロゴロしているヒグマを見たら、これまた一生の記憶に残ると思います。

そんな場所を管理し、発信していけることを本当に嬉しく思います。

今期は行政や地域の方々の協力体制も出来ました。ボランティアが活躍できるシステム作りも発展します(今期はなんのお礼もできずスミマセンでした)。

来期は困難があっても乗り越えられるチームを作っていきたいと思います。

皆さんからのアイデアもお待ちしています。

よろしくお願いいたします。

高原温泉ヒグマ情報センター代表  岡崎哲三

 

 

 

 

 

 

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10月9日、最後のロープ撤収の日。

いつもはすぐに逃げていくキツネがジッとこちらの作業を観ている。

やすさんだったかな・・・。

ヒグマセンターだけでなく、大雪山を作ってきた人でした。

言葉で言えぬ感謝をもって。

大雪山を見守ってください。安らかに・・・。

たなかのあばよっ!

こんばんわ、田中です。

遂に下界にも雪が降り始めましたね、皆さんタイヤ交換はお済みでしょうか~

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あっとゆう間に終わった今シーズン、とにかく初めての事だらけでした。

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(最終日のセンターからの朝焼け、最終日にふさわしいスタートでした!)

 

これまで7年程、登山者の命を守る道具をご案内する仕事(要はアウトドア用品の販売)をしていましたがフィールドで働くとゆうのは全くの初めて。

 

誘われるがまま仲間に入れてもらい、週に2~3日程でしたがお手伝いさせていただきました。

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他のセンタースタッフもみんな言っておりますが

やはり残雪期の壮大な景色を初めて見た時には、とてつもなく感動しました。

高根ヶ原の斜面、残雪期しか見れない沼、沼の青さ、、、上げるとキリがありません。

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もちろん紅葉時期の美しさは私が言うまでも無く皆さんご存知かと思います。

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このコースは紅葉以外にもたくさんの絶景があるとゆう事、常に変化していく景色、、、

それをもっとたくさんの方に知って、見て、感動してもらいたいな~

と今シーズンを通して思った次第です。

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初めての経験の中でも印象深かった事をお話させていただきます。

 

まずは登山道整備。

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ヤンべ橋のbefore→afterを見た時は驚きました、これを人力で⁉︎一体どうなってこうなる⁉︎もう疑問しかなかったです。

私は緑沼周辺に設置した木道の荷揚げ、エゾ沼水没箇所の作業のお手伝いをしました。

今までとても興味があってやってみたい事の一つをここで経験出来ました。慣れない背負子に肩が崩壊するんじゃないかと思った事もありましたが、自分の許容範囲が分かると大分楽になりました!

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それでもやはりパワーレベルが超人クラスの男性陣と比べると、背負ってる木材は微量でしかなく

来シーズンは荷揚げボランティアに女性が増えてくれたら嬉しいので、私ももう少し力を付けなければ!と思います。

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そしてやはりヒグマフィーバー。

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これまで野生のヒグマを目撃した経験はありましたが、一度にこんなにいるか?とかなり驚かせられました。

しかし同時にやはり此処は彼らの住処、こちらがお邪魔してるんだ。と考えさせられました。

来期の課題として三笠新道、夏期コース一周を解放すべきか、等の議題が出てましたが「登山者が」では無く「ヒグマの暮らし」も考えられたらいいなと。

 

 

個人的ハプニングとしては

◉センターに向かう林道で落ちかける、とゆうヒヤッっと体験。

今となっては笑い話なんですが、実際に起こった時には「あああああ」「やばいやばいやばい」「どうしようどうしよう」とひたすらブツブツ言いながら雨の林道を走りました。

センターにいた泉田神様に助けていただき車も無事だったのですがこれは一生忘れないですね。

シーズン中、外国人の方も同じ状態になっている現場にも遭遇しました。

「路肩弱し」皆さまもお気をつけくださいませ。

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◉今にも襲ってきそうな立派な角をお持ちの雄鹿との近距離にらめっこ。

進行方向で逃げもせずこちらをひたすら睨み続ける…こっち見るな!と私も睨み返し…

謎のバトルをしました。秋の鹿って怖い。

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◉積雪のルート不明瞭、トレース無しの右コースに一人で巡視に入り見事にルートを見失う(GPSで解決したんですけど)

 

しかし、終わってみるとそんなハプニングも結果「あ~楽しかった!」と思えるそんなシーズンでした!

 

情報発信も始まった今シーズンが終わってみて「あぁ、もっとこういう写真、動画を撮っておくべきだった。」が多すぎました。

やってみなければわからない部分もありましたが、いや!もっと出来た。と思う事も多かったです。

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来シーズンはもっと自分の役割を果たさなければ。

 

巡視の際はたくさんの登山者の方とお話ができてとても楽しかったです。

遠方から来られている方、毎年此処を訪れる方、ヒグマを探して海外から来た方、寒すぎてガタガタしている時に声をかけてくれた美しいお姉さん方、お菓子やお昼ご飯をお裾分けしてくれた方、、、

本当にありがとうございました!!是非またお話しましょう!

 

そしてヒグマ情報センター関係各所の皆さん、何よりセンター員の皆さん、初めてでわからない事だらけでお役に立てない事も多かったですが沢山いろんな事を教えていただきました。ありがとうございます!

来期もまた皆さんと歩きたいです!お疲れ様でした!

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やはり山にまつわるお仕事は楽しいです!

 

以上、田中のあばよ!でした。

 

 

Numa Meguri hiking trail (Written by Sounkyo Hostel staff)

Hello!

Today I want to introduce a magical spot called Kogen Onsen, one of the most beautiful area in Daisetsuzan National Park. Kogen Onsen located in rural area on the east side of Daisetsuzan National Park. There are small mountain lodge in the base called Kogen Onsen Sanso(高原温泉山荘) with a great onsen, a must finishing of long hiking day. You can have some lunch here as well. From here you can reach Midoridake(緑岳)2019m and either exploring many other hiking trails that goes further into the park. But today I reached the “Numa Meguri hiking trail”(沼巡りコース), also knowing by the name of “bear trekking”.  This circle trail is well known as one of the best places to see fall foliage in Japan. Also is a home for brown bears, that give the name “bear trekking”.

こんにちは。

今日は大雪山国立公園の東側に位置する高原温泉地区という国立公園の中でも特に美しい場所のひとつを紹介します。

高原温泉地区には高原温泉山荘という温泉宿がひとつだけあり、食事付きの宿泊はもちろん、日帰り入浴は山登り後にぴったり(800円)。(昼食だけでも利用が可能です)

また、ここは緑岳(2,019m)への登山口ともなっており、緑岳の山頂からは大雪山系の醍醐味でもある様々な縦走ルートが広がります。

今回は、それらではなく、海外の人から“Bear trekking”とも言われている“沼巡りコース”について紹介します。

“沼巡りコース”とは大小さまざまな池や沼の沿いを歩く周回状のトレッキングコースで、日本有数の紅葉の名所、そしてヒグマ観察のできる場所として全国的に有名です。

 

 

Location: Daisetsuzan Kogen Onsen, Numa Meguri course(沼巡りコース)

場所:高原温泉 沼巡りコース

 

Access: There are a pave road that lead to Kogen Onsen opening from mid of June to mid of October, with no public transportation(except in the peak time of mid-end of September, then busses operated from Sounkyo Onsen and Lakeside to Kogen Onsen few times a day), making the access a bit difficult if you don’t have your own car. 

アクセス:高原温泉へは6月中旬から10月中旬の間のみ行くことができます。(その期間以外はゲートが閉まるため行けません)また、公共交通機関はありませんので車を持って(借りて)いなければ行くことが少し難しいところです。(紅葉のピークの9月中下旬の期間は1日に数本出るシャトルバスにより公共交通機関で行くことができます)

 

Course time: 4-5 hours, about 7km (the whole circle)

コースタイム:4~5時間(1周7km)

  

Best season: Mid of June to early September for green colors (from June to July you can watch some flowering with snowy mountains view). Mid-end of September is the high peak for watching autumn leave.

ベストシーズン:緑の生い茂る時期は6月中旬から9月上旬まで(6,7月は白い山と高山植物の景色)。9月の中下旬は紅葉の最盛期です。

  

 Opening time: 7:00-15:00(last entering time is 13:00pm)

開設時間:7時~15時(最終入山は13時)

 

 

Before you start walking you have to pass through the Higuma(brown bear) information center(ヒグマ情報センター) to registered and getting some short lecture about the area. This information is important to make your hiking enjoyable and safety, without making any damage to the nature. This is the place to get some more deep information about brown bears and the staff there are welcoming and will be happy to help.

沼巡りコースを歩く前には必ずヒグマ情報センターを通らなければならなく、そこで入山者名簿への記入と少しのレクチャーを受けます。それらのレクチャーは山歩きを安全に楽しむため、そしてできるだけ自然を傷つけないためには重要なものです。

また、ヒグマ情報センターの名の通り、ヒグマに関しての詳しい情報をスタッフの人が親切に教えてくれます。

 

 

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Starting point for the day, Higuma information center

出発地点、ヒグマ情報センター

 

 

Please noticed that from time to time the whole circle cannot be done and you can be able to walk just half of the trail, according to trail conditions and bears founding. 

The decent elevation changing and a good trail conditions that maintenances by the staff, making this hike accessible also for beginners. The trail cover by beautiful forest, going through a small ponds and swamps, some easy river crossing and a great view of the Daisetsuzan mountains. Even though, a proper hiking shoes and some rain proof equipment are recommended.

歩く前にまず知っておいてもらいたいのは、道の状況や、ヒグマの出没状況によって沼巡りコースを一周することができず、半周しか歩くことができない場合があることです。

このコースは標高差が少なく、スタッフにより整備された道のため、初心者でも歩くことのできる道です。登山道は美しい森に覆われ、澄んだ池や沼、小川を通りながら大雪山の素晴らしい景色が楽しめます。(初心者も可とはいえしっかりとした登山道ですので、登山靴とレインウェアの用意をおすすめします)

 

 

 

 If you visit during mid of June to mid of July, you can get the view of wonderful flowering with some snow covering mountains. During the summer most of the snow are melting and the whole area covered by various green colors,preparing the ground for the fall foliage. 

I tried to catch the fall foliage and share it with you, but unexpected snow covers the park, make my trip even more exciting. I blessed to have an opportunity to experience the same area in different season this year, watching the changing of flora and fauna.

初夏(6月中旬から7月中旬)には、残雪の残った山を背景に美しい花々を見ることができます。夏はだいたいの雪が溶け、黄緑から深緑までのいろいろな緑色で生い茂り、葉は美しい紅葉の準備に入ります。

その紅葉を見ようと私も行ったのですが、その時には予期せぬ大雪が降り、紅葉というよりは雪のハイキングとなりました。しかし、それはそれで楽しく歩くことができ、なによりこの短い期間の中だけでも季節の移り変わりを感じ、動植物の変化を見ることができてとても幸運だと感じました。

 

 

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The snow almost disappeared, end of June

6月下旬 雪はほとんど溶けています。

 

 

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The park getting alive

生き生きしているコース内。

 

 

As I mentioned before, mid of September is the peak season in kogen onsen. People from the whole country reached the place to catch the magical autumn colors. Comparing to the summer, during this time brown bears rarely watched, make it more safety to hiking. Even though you should be pay attention, follow the instructions you got in the information center about how to react when you meet a bear.

先ほど書いたように、9月中旬は高原温泉のベストシーズンで、幻想的な紅葉を見るために全国からたくさんの人が訪れます。

ヒグマがたくさん観察される夏と比べると、秋はめったに見られないため、より安全な登山を楽しめます。しかし、秋も油断はできないため、ヒグマに会ったときの対応方法などについて、ヒグマ情報センターにてしっかりレクチャーを受けてください。

 

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This is what I excepted

これが私の期待していた景色です。

  

 

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But this what I am got, still wonderful

しかし行った際はこのような雪でした。これはこれで素晴らしい。

 

 

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One of many hot spring sources in the area

たくさんの温泉が噴き出ている地区のひとつです。

 

 

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The differences between seasons, Midori Numa pond.

緑沼の初夏、秋(雪のとき)、秋(紅葉のとき)

 

 

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Kogen Numa pond

高原沼の雪景色

 

 

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Kamo Numa pond

鴨沼の雪景色

 

 

One of the most significant things I realize during my stay this year in Daisetuzan, is the fact that there a lot of people involved to protect the environment and make it more accessible to visitors. From cable car operations in Sounkyo and Asahidake onsen, during mountain hut keepers, information centers, rangers patrol, trails maintenance etc. All these peoples working days and nights to protecting the nature and making the hiking experience more enjoyable and unforgettable. The higuma information center staff are also part of “Yama Mori Tai”(山守隊), an organization that take care about park preserving, caring about trails maintenance among others . I had luck this year to join one of theirs events accruing during the summer season. They gather some volunteers (this year around 30 peoples joined!) and the whole group climbing up together and fixing some part of the trails. It was a great experience make me understand and appreciate the effort that the people of the park invest to preserve the nature. Remember the next time when you pass some small bridge when you cross the river, how much effort it took to build this small part.

今季大雪山国立公園の中に住んで(歩いて)気づいた大切なことの1つは、その環境を守るため、訪れる人たちが歩きやすくするために多くの人々が関わっているということ。

挙げ始めたらきりがないですが、層雲峡黒岳ロープウェイと旭岳ロープウェイのスタッフの方々、黒岳石室、白雲岳避難小屋の小屋番の方々、ビジターセンターなどの情報センター、環境省のレンジャー、地元役場、NPOなど。これらの人たちは自然を守るため、登山をより安全で楽しいものにするために昼夜を問わず働いています。

ヒグマ情報センターのスタッフは、公園内のパトロールや登山道の補修などを行う「山守隊」のメンバーでもあります。私も夏のシーズン中に開催される山守隊の登山道補修イベントに参加してきました。彼ら自身でボランティアを集め(その時はなんと約30人の人が!)、先ほど挙げた関係者の方々とボランティアの一般の方みんなで山に上がり、みんなで登山道の一部を補修したのです。

地域の人たちが一丸となって自然を守っている姿は素晴らしく、私も一緒に作業ができたことは本当に良い経験でした。皆さんも次に山で川を渡るときには、その橋をかけるのにどれだけの労力がかかったのかを想像してみてください。

 

 

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You will see a lot of heavy lumbers along the trail. Ask the staff of the Higuma information center how much it weighs.

コース沿いにたくさんの補修用の木材があります。 どれぐらい重かったのかは運んできたヒグマ情報センターのスタッフに聞いてみてください。

 

 

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Easy river crossing

おかげで川を渡るのも簡単に。

 

 

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Staff checking if it safe to make the whole circle just before Kara Numa pond.

空沼周辺で丸一周するのが安全かどうかを確認するヒグマ情報センタースタッフ

 

 

I didn’t expected walking on heavy snow, so I didn’t properly prepared. I finished saturated and exhausted but with a smile on my face. Walking in the nature makes me calm and happy. Having bath in the next building onsen(800 Yen) will be wonderful finish for the day. Either walking Numa Meguri trail or other part of Daisetsuzan National Park, you will have an unforgettable experience you can only have in Hokkaido. When you are visiting this area, please remember to not make any damage for the nature. We should protect the nature as the nature protect and giving us what we need for life.

紅葉を見ようと行って予期せぬ大雪。雪の上を歩くには心の準備が足りず、思っていた以上に疲れましたが、自然の中を歩くだけで心が落ち着き、笑顔で一周歩ききれました。下山後に入った高原山荘での温泉は最高のご褒美でした。

この通り沼巡りコースは最高ですが、大雪山国立公園の他のところを歩いても、北海道ならではの広大な自然を体験することができます。

最後に。この地域を訪れる際には、自然への配慮を忘れてはいけません。自然が私たちに与え、時には守ってくれるように、私たちも自然を守り続けるべきです。

 

 

Written by Ishii Mai, Sounkyo Hostel staff

層雲峡ホステル 石井舞

 

最後のアバヨ

こんにちは 泉田です。

ヒグマ情報センターも営業終了して一ヶ月が経とうとしています。
皆様いかがお過ごしでしょうか


沼めぐりコースに来てくださった方々 遠いところから有難うございました。


ボランティアで手伝って下さった方々 お世話になりました 有難うございました。
またよろしくお願いします

 

今シーズンはヒグマ情報センターの運営を北海道山岳整備が請け負 うことになりました。
整備屋さんが運営するのだから道を補修しない訳が無い。


振り返ってみると、整備を中心として、 運営方針の変化の為の土台作りをしていたように思います。

 


積極的にボランティアを募集したり。



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(一人目のボランティア イスラエル人のエフちゃん)国籍は問いません。

 


ボッカや施工を手伝ってもらったり。


9月に入り紅葉時期に向けてコースの一周開放を目指し通れなかっ た右コースを整備し 無事一周開放に至りました


右のコースは沼も無いし特に見所はないでしょ? と よくお客さんに言われます。
が、
一周してきたお客さんは目はキラキラしてスッキリした顔してかえっていく様をよく見ます。
このコースは紅葉時期だけでなく シーズン通して楽しめる所です。
6月のオープンから8月までは人も少なく 歩きやすい。 最近は特に欧米人の方々が頻繁に訪れるようになりました これからもますます増えるでしょう。 現場は対応に追われますが 世界中から沼コースに来てくれる人が増えているということは このコースが世界基準で素晴らしい所の証明ではないでしょうか。
そういう自覚を持って仕事が出来ることに 大変な有難みをかんじます。


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(高原沼から望む緑岳)

 


沼コースに限らず 大雪の自然は世界中から人を惹きつけるのでしょう。  このような色濃い自然はもはや少なくなりつつあるのかもしれません。

 


整備だけではなく 他にもこれからに向けて様々なテーマが残っています。


来期はますます変化の激しい年になりそうです。 皆様 応援よろしくお願いいたします。


最後にセンタースタッフの皆さん 本当にお疲れ様でした!


それでは来シーズンまで 


アバヨ!


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今季の振り返りと今後の課題

 ご無沙汰しております。佐久間です。

 

 はじめに、15号・19号・20号と立て続けに日本列島を襲った台風による災害で亡くなった方々に哀悼の意を表します。また、今回の災害で被災された方々、いまだに避難を余儀なくされている方々にお見舞い申し上げます。

 台風19号が上陸した日、たまたま福島県郡山市に逗留していたため、旅人として被害のようすを目の当たりにしました。被災された住民の方々の苦労は想像を絶するものがあると思います。地球規模の気候変動に待ったをかけられるかどうかはわかりませんが、今後も増えるであろう災害に対する備えを迫られる時期にきてしまったことを痛感しました。

 

 ということで本題に入ります。

 今季は、週に2日から3日くらい、しかも毎週ではないくらいの頻度でヒグマ情報センターのお手伝いをしました。間をあけて顔を出すと、コースの状況やセンター内のようすが変わっていて、変化が目に見えてわかりました。常連のお客さんも、トレイルの状況が目に見えてよくなり、お礼を言われることもありました。

 トレイルが歩きやすくなったこと、情報発信を始めたこと、コースが1周できるようになったことが今季の主な改善点だったと思いますが、それとともにコース運営にあたっての課題も見えてきました。おおむね以下のようなものです。

 

1. コースの開放時間は今のままで良いのか?

2. 残雪期と紅葉期に限られていたコース1周をフルシーズンに拡大すべきか?

3. コース整備の程度は現状のままで良いのか?

4. 三笠新道は廃道にすべきではないか?

5. コース内は食事禁止、禁煙にすべきではないのか?

 

 他にもあるかもしれませんが、いま思いつくのはこれくらいです。では個々の課題についてちょっと考えてみます。

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3シーズン利用しなかったおかげで苔むしたトレイル



1.コースの開放時期や開放時間は今のままで良いのか?

 現在コースへの入場は朝7時から午後1時まで、退場は午後3時までとなっています。 この時間が設定された経緯は知りませんが、おそらくヒグマが活動的な時間帯が朝夕という知見が元になっているのではないかと思われます。ところが実際に沼コースでヒグマの活動を観察していると、日が高い時間帯でも摂食したり遊んだり移動したりと、けっこう活発に動き回っているのがわかります。どのようなデータをもとにコースの開放時間を決めたのか疑問です。

 また、これは海外からのお客さんにとくに顕著なのですが、わりと遅い時間帯に入場する方が多いようです。なかには受付時間の午後1時を過ぎて来られる方もいます。ふつうに考えても昼過ぎに来たらもう入れないというのは早すぎる気がしますし、「朝夕に活動的なヒグマ」という”常識”からすると、昼過ぎの1時・2時という時間帯は、活動が鈍く遭遇の可能性が低そうな気もします。

 というわけで、科学的なデータをもとにして、コース開放時間の再検討が必要なのではないかと思います。個人的には、もう1時間か2時間くらい後ろにずらして、朝8時入場開始で午後4時までに退場くらいでいいのではないかと考えます。季節的な日の長さを考慮に入れてもいいかもしれません。

 

 

2.残雪期と紅葉期に限られていたコース1周をフルシーズンに拡大すべきか?

 2016年の夏に北海道を襲った台風被害により、2016年秋と2017・2018年のほぼ3シーズンにわたって閉鎖されていた空沼とヤンべ分岐の間が、この秋から通行可能になりました。2015年以前は:

A. コースがオープンする6月下旬から三笠新道にヒグマが居つく7月上旬までコース1周可能

B. コース上部の草地にヒグマの活動が見られる7月上旬から9月上旬までは、高原沼往復

C. コース上部の草地にヒグマの姿が見られなくなる9月中旬以降(紅葉期)は1周可能

というコース利用上の区分がされていました。

 1周できるか出来ないかの判断は、大学沼と高原ピークの2箇所の観察ポイントでヒグマが観察されるか否かを判断基準にしています。ところがこれはあくまで、見通しの良い観察ポイントからヒグマの姿が目視できるかどうかということであり、ヒグマが本当にいるかいないのかは判断できません。実際、AやCの時期にも樹林帯にはヒグマの痕跡(足跡や糞)があります。つまり一定の場所からのヒグマの目視だけで、1周できる出来ないを判断するのは根拠に乏しいといえます。

 

 ヤンべタップ川の渡渉点が修復された今季以降、物理的にはフルシズーンの1周が可能になった現在、ヒグマの目視の有無を1周できるか出来ないかの根拠にするのには無理があります。コース運用には別の視点が必要かと思います。

 従来の通行規制の根拠は(たとえ根拠が薄弱だとしても)「ヒグマとの時間的な棲み分け」でした。だとしたら、もうひとつの視点は「ヒグマとの空間的な棲み分け」ではないでしょか。この秋にコースを1周した方は気づいたかもしれませんが、空沼とヤンべ分岐の間は、コース上のそれ以外の場所に比べて明らかにヒグマの痕跡(とくに糞)が多いです。約3シーズンにわたってヒトがほとんど通らなかったことによって、「ここにはヒトが来ない」とヒグマの側が学習したのかもしれません。ヒグマがひかくてき利用しやすいエリアといっていいかもしれません。

 これに対して、ヤンべ分岐から緑沼を経て高原沼までのエリアは、ヒトがよく利用する場所であり、ヒグマにとっては利用しにくいエリアでしょう。もちろん痕跡はありますので、コース上を歩いたり横断することはありますが、常にヒトの存在を気にしなくてはならないエリアといえます。

 また、コース上部の草地(高根ヶ原東斜面)はヒトの目を気にせずに菜食したり涼んだりできるヒグマの活動の中心となるコアエリアと考えられます。ということで、以下のようなゾーニングを設定することも考えられます。

 

イ.ヤンべ分岐から高原沼までのヒトがよく利用するエリア(利用可能地区)

ロ.空沼からヤンべ分岐の間はヒグマが利用しやすいエリア(緩衝地帯)※

ハ.コース上部の草地はヒグマの活動の中心となるコアエリア(立入禁止地区)

 ※緩衝地帯はヒトの利用を制限する

 

 さらなるデータの蓄積が必要かもしれませんが、従来型の「ヒグマとの時間的な棲み分け」に加えて、「ヒグマとの空間的な棲み分け」も視野に入れたゾーニングを再考すべき時ではないでしょうか。

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2週間でもとに戻ったトレイル



3. コース整備の程度は現状のままで良いのか?

 この問題は上に述べた「ヒグマとの棲み分けを考えたゾーニング」にも関わってきますが、現状のコースの利用状況を見てみると、大雪山グレードで分けられている

a. コース入り口から緑沼まではグレード2

b. 緑沼から高原沼を経てヤンべ分岐までがグレード3

というゾーニングは大雑把過ぎると思われます。

 コースタイムや利用者の体力的な限界から、最も多く利用されるのは緑沼までの区間で、次が高原沼までの区間であり、1周は少ないという印象です。これは個人的な感想ですが、緑沼までの区間をグレード2だとすると、高原沼まではグレード3、空沼からヤンべ分岐まではグレード4としてもいいのではないでしょうか。

 それに合わせて、整備の方も:

 

a’. 緑沼までは一般観光客でも頑張れば行ける整備されたトレイル

b’. 緑沼から高原沼まではハイキング(登山)用トレイル

c’. 空沼からヤンべ分岐までは必要最低限度の整備にとどめる

 

という感じです。

 

 またこのゾーニングには、植生保護の視点も必要かと思います。

 ほぼ3シーズンにわたってヒトが利用しなかった空沼~ヤンべ分岐間のトレイルは、9月上旬まで、場所によっては植生が復元して踏み跡が見えなくなっていたり、岩の上に苔が生えてフカフカになっていました。ところが、1周できるようになって半月ほどで、2015年以前の状態、つまり普通の登山道に戻っていました。なかには、ぬかるみを避けて歩いたために新しい踏み跡ができてしまった箇所もありました。

 これは明らかにオーバーユースではないでしょうか。もちろん登山道ですから踏まれるのは当たり前かもしれませんが、1日何人とか1シーズン何人とかの適正人数というのはあると思います。「必要最低限度の整備にとどめる」ことに加えて、植生保護上の何らかの制限も検討されていいと感じました。

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新たに踏み跡がついてしまった箇所



4. 三笠新道は廃道にすべきではないか?

 空沼手前から高根ヶ原へ登る、いわゆる「三笠新道」は、ヒグマ情報センターがオープンする6月下旬から開放され、コース上にヒグマが居つく7月10日前後に例年通行止めとなっています。現在は登山道扱いになっているものの、トレイル上がほぼ雪に覆われている残雪期の20日間くらいしか登山者が利用しないために、「水平部」と呼ばれるコースの下部はもはや踏み跡は見えず、所どころ岩に古いペンキのマーカーが残っているだけの「登山道」です。もちろん登山道の維持管理作業は行っていません。

 残雪期を含む積雪期つまり冬山では、登山道上を歩く必要はなく(むしろ忠実にトレースするのは不可能)、どこを歩こうが自由です。むろん雪崩の危険のありそうな場所は避けるべきですが、これは登山者の自己責任に属します。であれば、雪のある時期にしか利用できない三笠新道は、登山道である必要はないと思います。登山道としての利用は止め、ヒグマの活動の中心となるコアエリアとして、残雪期の20日間(ヒグマが利用していない時期)以外は、人の立ち入りを原則禁止とした方がスッキリするのではないでしょうか。

 

 

5. コース内は食事禁止、禁煙にすべきではないのか?

 ヒグマは視覚よりも聴覚や嗅覚が発達している動物です。とくに嗅覚は鋭く、遠く離れた食べ物の匂いにも反応すると言われます。それを根拠に、コース内では火器を使った炊事を禁止しており、それに準じたカップラーメンやドリップコーヒーも遠慮してもらっています。

 ところが現場ではこれだけでは不十分ではないかと感じます。例えば、ビーフジャーキーや鮭とばのような燻製や、唐揚げ弁当などもかなり匂いが強く、ヒグマを引き寄せる誘因になると思われます。

 またタバコのような不自然な匂いも、好きか嫌いかは別として、ヒグマは敏感であると考えられますし、森林火災予防の観点からも、マッチやライターなどの持ち込みはしない方がいいでしょう。

 以上からコース内は、飲料を除いて、食事と喫煙は禁止すべきと考えます。飲み物も、香りの強いコーヒーやハーブティーは遠慮していただきたいです。

 コース1周は、写真を撮りながら歩いて5時間くらいですから、朝食をしっかり採れば、間食なしでも我慢できる範囲ではないでしょうか。

 

 

 以上いろいろ書いてきましたが、これはあくまで個人的な感想です。センター内での話し合いのうえ、環境省や北海道・国有林林野庁)・上川町などの関係機関との合意がなければ実現できないこともあります。それを承知の上での提案ですが、利用者の皆さんはどうお考えでしょうか?ご意見をいただければ幸いです。

今シーズン、ありがとうございました。

こんにちは、しもじょうです。

 

今期の営業が終了し、今はスタッフ各自、全国出張の旅に出たり、教習所に通ったり、報告書を作ったり、来期に向けての準備をしたり、釣りをしたり、風邪で寝込んだりと、各々過ごしています。

 

数年前は、自分がヒグマ情報センターにいるだろうとは全く思っていませんでした。

初めてここを登山しに訪れたときは、泉田さんが受付にいて、やなPが大学沼で座っていて、なんか不思議な雰囲気の人たちがいるところだな〜と思ったものです。

 

今年私たちがヒグマセンターを運営することが決まったのはオープン直前でしたが、そんな状況で自然と集まったスタッフたち。縁なのだな〜と思います。

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今年は、センター内の展示物から巡視のやり方、情報発信、キリがないほどやること満載、スタッフ一同がそれぞれ試行錯誤をした日々でした。

 

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ボロボロだったセンター入り口の看板を作り変えたり

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右回りコースが開通したのに伴い作った、「のぞき地獄」(通称「ヤンべ温泉展望台」)というビューポイントの看板。

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レクチャールームの展示物も変えました。

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新しく作ったレクチャー用の動画。

この写真が流れた時が一番反応が良かったような・・・遭遇シーン。

普段レクチャールームにいるクマちゃんです。

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沼を巡りに、クマに会いに、荷揚の手伝いに、温泉に入りに、、、

たくさんの方が、ヒグマ情報センターを訪れてくれました。

 

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紅葉時期は、パークボランティアさん、そして山守隊から募集をし、手伝いに来てくれた方々。

荷揚げや木道設置だけでなく、一緒に受付もお願いしました。紅葉時期は、受付が最も大変な戦場と化すのです。

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上川町で活躍中の方々も手伝いに来てくれました。やたら足が早いと思ったら、なんとスポーツマンでした。来年は荷揚げもよろしくです。

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こちらの方はとっても素敵な写真を撮るものだから、巡視中に撮った写真いただきました。

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そしてこの方。行動範囲は数百メートル!?ヒグマセンターに来るのもスキを見計らわなければならない(しかし度々来てくれる)という忙しさの、お隣「大雪高原山荘」の支配人さん。とってもお世話になりました!

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そして、資材購入のための募金。今財布ないから後で来ると言って、「約束したから」とわざわざ戻ってきてくれたり、コースは歩かないけれど入れてくれた方もいました。皆様、本当にありがとうございました。

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いろいろな方と作り上げるヒグマ情報センター、高原温泉沼巡り登山コース。

今年はひとまず無事終了。本当にありがとうございました。

 

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なんか変ですが・・・

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あばよブログ後は、今シーズンの振り返り写真たちを公開予定です。

またね!!

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しもじょう

はじめまして!?また来年

シーズンは終了しましたが・・・はじめまして、野戸です。

私事ですが、ヒグマ情報センターには数えるほどしか入ることができず、あまり仕事の内容や雰囲気をつかむことなく、貢献することもせずにシーズンを終えました。

それでも、ここにシーズンを通して関わることができたのは幸せな時間でした。

 

さて、今年も美しい紅葉が人気だった大雪高原温泉の沼コースですが、特に個人的なオススメの季節は春です。

 

改めて、春の沼をご紹介。

 

 

紅葉も然る事ながら、大雪山の中でも最も豊富な残雪が素晴らしい景色と環境を生み出します。

 

 

秋の燃えるような赤や黄に対し、春は萌える青が光ります。

 

 

 

輝く沼がきれいです。

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ダケカンバの新葉が一斉に芽吹くと、放出される化学物質で、周辺が薄っすらと青みを帯びるブルーマウンテン現象なんて面白い現象が見られることも。

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ヒグマが頻繁に出没するまでの間、春限定で通行することができる三笠新道。

高根ヶ原に上がれば、沢山の高山植物を見ることができ、沼も一望できます。

意外と通ったことない方、多いのでは?

アイゼンやピッケル、地図、コンパス必須ですが、来春歩いてみてはいかがでしょう。

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また、今シーズン印象的だったのはヤンベタップの橋架けです。

詳細は「ヤンベの橋架け - 大雪高原温泉ヒグマ情報センター blog

 

毎年単管を組み、橋を設置していましたが、このコースの景観に相応しい橋の設置をしよう!と。

 

橋に利用したのは立派なアカエゾマツの倒木で、長さ7、8mほどだったでしょうか。

縦に反割りしたものを約600m先まで運びます。

 

 

人力です。

 

 

令和です。

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結局この日は、3人がかりで300m程しか運べず、後日機械を利用したのですが。

まずは、あるもので。一番の再生産可能エネルギー「身体」をつかう山仕事。

最高なんです。

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その後も、関係者やボランティアの方々のご協力によって、木道の設置や整備がすすみました。

有難うございました!

 

是非とも来年は、自然が凝縮された大雪高原温泉沼コースにシーズンを通して登山に来てください。