たなかのあばよっ!
こんばんわ、田中です。
遂に下界にも雪が降り始めましたね、皆さんタイヤ交換はお済みでしょうか~
あっとゆう間に終わった今シーズン、とにかく初めての事だらけでした。
(最終日のセンターからの朝焼け、最終日にふさわしいスタートでした!)
これまで7年程、登山者の命を守る道具をご案内する仕事(要はアウトドア用品の販売)をしていましたがフィールドで働くとゆうのは全くの初めて。
誘われるがまま仲間に入れてもらい、週に2~3日程でしたがお手伝いさせていただきました。
他のセンタースタッフもみんな言っておりますが
やはり残雪期の壮大な景色を初めて見た時には、とてつもなく感動しました。
高根ヶ原の斜面、残雪期しか見れない沼、沼の青さ、、、上げるとキリがありません。
もちろん紅葉時期の美しさは私が言うまでも無く皆さんご存知かと思います。
このコースは紅葉以外にもたくさんの絶景があるとゆう事、常に変化していく景色、、、
それをもっとたくさんの方に知って、見て、感動してもらいたいな~
と今シーズンを通して思った次第です。
初めての経験の中でも印象深かった事をお話させていただきます。
まずは登山道整備。
ヤンべ橋のbefore→afterを見た時は驚きました、これを人力で…⁉︎一体どうなってこうなる⁉︎もう疑問しかなかったです。
私は緑沼周辺に設置した木道の荷揚げ、エゾ沼水没箇所の作業のお手伝いをしました。
今までとても興味があってやってみたい事の一つをここで経験出来ました。慣れない背負子に肩が崩壊するんじゃないかと思った事もありましたが、自分の許容範囲が分かると大分楽になりました!
それでもやはりパワーレベルが超人クラスの男性陣と比べると、背負ってる木材は微量でしかなく…涙
来シーズンは荷揚げボランティアに女性が増えてくれたら嬉しいので、私ももう少し力を付けなければ!と思います。
そしてやはりヒグマフィーバー。
これまで野生のヒグマを目撃した経験はありましたが、一度にこんなにいるか?とかなり驚かせられました。
しかし同時にやはり此処は彼らの住処、こちらがお邪魔してるんだ。と考えさせられました。
来期の課題として三笠新道、夏期コース一周を解放すべきか、等の議題が出てましたが「登山者が」では無く「ヒグマの暮らし」も考えられたらいいなと。
個人的ハプニングとしては
◉センターに向かう林道で落ちかける、とゆうヒヤッっと体験。
今となっては笑い話なんですが、実際に起こった時には「あああああ」「やばいやばいやばい」「どうしようどうしよう」とひたすらブツブツ言いながら雨の林道を走りました。
センターにいた泉田神様に助けていただき車も無事だったのですがこれは一生忘れないですね。
シーズン中、外国人の方も同じ状態になっている現場にも遭遇しました。
「路肩弱し」皆さまもお気をつけくださいませ。
◉今にも襲ってきそうな立派な角をお持ちの雄鹿との近距離にらめっこ。
進行方向で逃げもせずこちらをひたすら睨み続ける…こっち見るな!と私も睨み返し…
謎のバトルをしました。秋の鹿って怖い。
◉積雪のルート不明瞭、トレース無しの右コースに一人で巡視に入り見事にルートを見失う(GPSで解決したんですけど)
しかし、終わってみるとそんなハプニングも結果「あ~楽しかった!」と思えるそんなシーズンでした!
情報発信も始まった今シーズンが終わってみて「あぁ、もっとこういう写真、動画を撮っておくべきだった。」が多すぎました。
やってみなければわからない部分もありましたが、いや!もっと出来た。と思う事も多かったです。
来シーズンはもっと自分の役割を果たさなければ。
巡視の際はたくさんの登山者の方とお話ができてとても楽しかったです。
遠方から来られている方、毎年此処を訪れる方、ヒグマを探して海外から来た方、寒すぎてガタガタしている時に声をかけてくれた美しいお姉さん方、お菓子やお昼ご飯をお裾分けしてくれた方、、、
本当にありがとうございました!!是非またお話しましょう!
そしてヒグマ情報センター関係各所の皆さん、何よりセンター員の皆さん、初めてでわからない事だらけでお役に立てない事も多かったですが沢山いろんな事を教えていただきました。ありがとうございます!
来期もまた皆さんと歩きたいです!お疲れ様でした!
やはり山にまつわるお仕事は楽しいです!
以上、田中のあばよ!でした。