シカとクマが藪の中で遭遇??
しもじょうです。
三笠新道が通行止めになってからというもの、毎日高原ピークからヒグマの姿が見られています。
昨日はちょっとどきどきする出来事がありました。
高原ピークから右の斜面に、草を食べているヒグマを確認し、ずっと見ていたのですが、
同時に上の斜面にもヒグマが出てきました。
こちらも草をもぐもぐ。
すると、藪をはさんで反対側に、じっとこちらを見ている(?)鹿が。
こんな位置関係。
しばらく立ち止まってあっちを向いたりこっちを向いたり、なにやら考えているっぽい鹿でしたが、ふと右の藪の方へ。
そっちに行くのか・・・と思って見ていたら、同じタイミングでクマは左の藪の方へ・・・
・・・
そして数分後・・・
・・・
藪の中から鹿が飛び出してきて、一目散に下へと駆け下りていきました。
そして間もなく同じ場所から現れたクマ。
追いかけているのかと思いきや、のんびり出てきてきょろきょろして走って藪の中へ戻っていった…?
「どこに行ったんだろう・・・」と見ていると、しばらくして、最初にいた場所でまた姿を現しました。
その後ものんびり草を食べたり歩いたりして、
お昼過ぎに藪の中から姿が見えなくなりました。(お昼寝タイムかな、とやなぴー課長)
驚いて「なんだなんだ」ときょろきょろしていたのか、
急にシカが逃げたもんだから追いかけようとしたのか、
全然違うことを考えているのか、
クマの気持ちはわかりませんが、想像を膨らませておりました。
それにしてもシカが突然走って下りてきたときには緊迫感が漂いました。
そんな出来事の翌日の今日は、登山道中で、昨日は無かったヒグマの足跡。
12cm程の足跡と、16cm程の足跡が、しばらく登山道上についていました。
↓↓そんなヒグマの暮らす沼巡りコース、最近の様子です↓↓
雪解けは進みましたが、まだまだこんな場所も。踏み抜き注意です。
エゾ沼は一部満水状態で、完全に水の中を歩かなくてはならない状態です。
登山靴や短靴だと水没するので、長靴がお勧めです。
そしてエゾ沼の雪渓は今日の午後通ったとき、崩壊していました。
とても狭い雪渓上を歩くことになります。
落ちないように、、気を付けて、、、
雪解け水が青々としていて、青空の日はますますとってもきれいです!
しもじょう